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生態系のようなnote、はじめます

こんにちは。
隠岐島前教育魅力化プロジェクトnote担当の浅井です。

プロジェクトリーダーの宮野さんは、よくこう口にします。
「魅力化プロジェクトは生態系だ」と。
私自身はこのプロジェクトに関わって7年目になりますが
彼だけじゃなく前のリーダーも時々口にしていました。
「生態系」。

それを聞くたびに頭に描くのは、ビオトープみたいなところ。
ほの明るい森の中。キツツキが木にとまっている。
鹿がこっちを見ていて、カエルがシダの葉っぱにちょこんと座り
水たまりのような池にはアメンボが泳いでいる。…ってまるで絵本の世界。
そんな光景を脳裏に浮かべながらわかったような顔してウンウンと頷いてきましたが
(それどころか自分も受け売りで「生態系のように」とか使っていた!)
今ここで、初めて正直になってみようと思います。

「生態系のような組織って、一体どんな組織?」

海に向かって何かを叫んでいる(?)魅力化スタッフたち。生態系のような組織とはなんぞや

生態系のイメージ。
太陽のエネルギーがふりそそぐ世界にいろんな生き物が暮らしていて
互いが互いの生産や消費に関わりあって、命が循環している感じ。

一方で、私たちが働く隠岐島前教育魅力化プロジェクト。
自然界の生き物が多様であるように
ここで働く私たちの一人ひとりにもそれぞれの価値観があり
教育観がある。願いや描く未来もいろいろ。
地域の人や仲間たちが大切にしていることを知り
共感したり問いを持ったりしながら咀嚼し吸収し
自分の中にエッセンスとして取り入れるうちに
新しい発想につながったりする。
その結果、生徒たちの選択肢が増えたり
島ならではの学びが生まれたりすることもある。
一人ひとりの違いがあるから、影響し合えるし、学びがある。
いろんな視野や視点、視座があるから
いろんな価値を生み出すことができる。
私自身その面白さも苦しさも、日々味わいながらここで働いています。

プロジェクト合宿の1シーン。チームの中で自分はどの立ち位置?をレゴで表現して語り合い

生態系ってそういうことだろうか?
うーん。でもこれは「生物多様性」ってことでは?
…私にはまだ、もう少し咀嚼が必要みたいです。

noteを始めるにあたって
noteがどんな場所になるといいか思い描いていました。

島前にあるいろんな価値観や教育観の「ごった煮」になるといいな。
その「ごった煮」状態を遠くから眺めているうちに
面白いと思って仲間になってくれる人がいるといいな。
私たち自身が自分たちの組織を育んでいくための
対話と創造のきっかけになるといいな。
つまりそれは総じて
「生態系のようなnote」ということなのかもしれないな。

というわけではじめます。
生態系のようなnote。

隠岐島前の教育に関する情報発信だけではなく
ここで働く生き物たちの日々のつぶやきにも
どうぞ気長にお付き合いください。

チームの全体像をちょっと離れたところから静かに眺めている人。こういう人の存在も貴重ですね


みんなにも読んでほしいですか?

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