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インタビューの極意を学ぶ!(一年生夢探究授業)

5月29日(水)隠岐島前高校の一年生が夢探究の授業で、「インタビューの極意」「写真撮影の極意」を学びました。

一年生は現在、「島の大人インタビュー」という冊子づくりに取り組んでいます。その背景には、2024年5月8日から10日に実施した「地域探究キャンプ」でのゲストトークがあります。島前三島で実施したこのゲストトークには、計30名の地域の大人が登壇し、「三島それぞれの基礎的な知識・魅力・課題、ご自身のキャリア、仕事内容など」をお話しいただきました。このゲストの方々に更に踏み込んでお話を伺い、島前地域に住む人々の魅力を発信する、というのが、今回のインタビュー冊子の主な目的です。

このインタビュー冊子作成に向けて、卒業生の高橋恭介さんから「インタビューの極意」を、カメラや写真撮影に大変詳しい鶴原先生からは「写真撮影の極意」をお話しいただきました。

卒業生からインタビューの極意を伝授してもらいます

2022年度の卒業生である高橋さん。在学時には、島前地域の方々へのインタビュー実施から記事の執筆、写真撮影、誌面編集まで全てを一人で手がけ、『To Be Dozen』という雑誌を完成させました。

その高橋さんが、高校時代に力の限りを尽くして身につけた「インタビューの極意」を後輩たちに向けて熱くお話ししてくださいました。

何事も準備が大切です

高橋さんからは、インタビューに向かう前の準備、下調べの大切さ、インタビュー中の掛け合いや質問への工夫など、貴重な学びを得ることができました。

現在スペインを徒歩で横断中の高橋さん、真夜中にも関わらずオンラインで参加してくださいました。本当にありがとうございました!

後半の授業は鶴原先生の「写真撮影の極意」講座。

まずは練習として、生徒同士で写真を撮影し合いました。一度目は「声をかけず、ただ写真を撮る」、二度目は「会話をしながら撮る」、その後二枚の写真を見比べ違いを考えるという演習で、インタビューの雰囲気作りがいかに大切かを実感する時間となりました。

ハイアングルからの鶴原先生
ローアングルからの鶴原先生。印象が全然違いますね!

その後は、具体的な撮影の技法について学びました。
鶴原先生から、具体例を交えながら、写真の撮り方と写真の雰囲気の関係性についてお話がありました。

インタビューも写真撮影も、高橋さんの言葉を借りると「とことん人を見つめ想い抜く体力・気力のいる行為」。

協力していただく地域の方々に本気で向き合い、素敵な冊子づくりをしていきたいと思います。