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隠岐島前教育魅力化プロジェクト| 長期インターンの活動

隠岐島前教育魅力化プロジェクトには、毎年インターンとして携わってくれるメンバーがいます。

大学で教育について学んでいる方、島での暮らしに興味がある方、就職して働いた経験を活かし、地方での教育を実践する場に身を置いてみたいという方など、インターンにやってくるきっかけや理由はさまざまです。

1年のインターン期間を通して、さまざまな挑戦をする生徒たち、離島で公教育の最前線を走る大人たち、自然が多いなかでたくましく暮らす島の方々など、さまざまな人と関わりながら、自分自身の次の道について考えていくことになるはずです。

主な活動内容

インターンのみなさんには、公立塾の隠岐國学習センターで自立学習を行う生徒のサポートや、自分の興味や夢を探究していく「夢ゼミ」の運営サポートをするほか、プロジェクトの広報を担当したり、プログラムの企画や運営をしたり。それぞれの個性や得意なことを活かして、プロジェクトに携わってもらいます。

隠岐國学習センターでの活動
学習センターでは、自分で学び、自分自身で動いていくことのできる力をつけることを大切にしています。

生徒たちはここで、自分の目標に合わせて計画を立て学習に取り組んでいます。学習センターのスタッフは、わからない問題の解説や考え方のアドバイス、今取り組むべき学習の提案など、生徒が学習を進めていく上でのサポートを行います。

それぞれの生徒とどう接するのか、この場所でどうふるまうかは正解がありません。もちろん相談にはのりますが、スタッフから指示を出すことはほとんどありません。それぞれのやり方で、関わり方を模索してもらうことになると思います。

島前教育魅力化プロジェクト全般での活動
それぞれの得意なことを活かし、島内外の小中学生に向けたプログラムを企画・運営、プロジェクト全体の広報をするためのSNS運用、プロジェクトに関わる人たちを紹介する冊子の編集などにスタッフと一緒に取り組んでいただくことがあります。


島での暮らし

長期インターンは、島前地域で実施している「大人の島留学」という仕組みを使って活動に携わっていただきます。暮らす場所は、自治体が管理するシェアハウス(男女別)をご用意しています。

暮らしの様子は、大人の島留学「仕事と暮らし」からご覧いただけます。


インターンの声

  • 勉強を教えなきゃ!と思って島に来ましたが、ここは学力を上げることだけが目的の場所ではありませんでした。相手が大人であっても生徒であっても、まずはお互いの信頼関係があるからこそ、できることが増えていくんだと学びました。

  • ここでは自分がやりたいことを主張するより、相手の気持ちを察して行動することが大切だと思っています。生徒を変えるんじゃなくて、生徒の状況に合わせて自分のあり方を変えていくんです。むずかしいことですが、そんな関わり方があるんだと知れたことも自分にとっての学びです。

  • 田舎で離島だけど、教育について常に考え、実践し続けている人たちが周りにたくさんいることは、すごく刺激になりました。

  • 生徒と関わるなかで、自分自身の価値観を言語化しなくてはいけない場面が何度もありました。そんなつもりじゃなかったけど、自分のこれからのことを見つめ直すきっかけにもなっています。

隠岐國学習センターで働くスタッフ、インターンとして関わってきた人たちのことを、隠岐國学習センターnoteで紹介しています。ぜひ、こちらもご覧ください。


ともに活動する仲間、募集中

現在、インターンとして2024年春から一緒に働く人を探しています。募集の詳細は採用ページよりご覧いただけます。
尚、インターンとしてご一緒する方は「大人の島留学」という、報酬のある制度を活用していただきます。大人の島留学に関するページも合わせてご確認ください。