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子どもたち、先生、地域の変化と共に歩む仕事|小中コーディネーター座談会を開催しました!

11月24日(日)小中コーディネーター座談会(お茶べり会)を開催しました。

ハーブティーとお菓子を囲んで「お茶」+「おしゃべり」=お茶べり会です

小中学校コーディネーターとして活動中の浅井(海士中学校担当)と酒井(福井小学校担当)の二人が、島前地域の小中学校でどのような取り組みをしてきたか、コーディネーターは学校でどんな動きをしているのか、これから目指していきたいことなどについて、実践例を交えつつ紹介しました。

魅力化スタッフと打ち合わせ中。正面中央が浅井です。

浅井恵美(あさいめぐみ)/7年目
愛知県出身。新卒入社した流通小売企業で2年、広告制作会社で11年勤めた後、2016年に海士町への移住を機に教育の仕事を始める。海士町の小学校での初代魅力化コーディネーター。現在は中学校と、島前3町村小中学校の連携を担当。

学校で先生と意見交換する様子(酒井)。あたたかみのある福井小学校の図書室です。

酒井真凜(さかいまりん)/1年目 
滋賀県出身。大学卒業後、地元で2年間小学校教員を務める。退職後、2023年5月より大人の島留学の制度を使って来島。大人の島留学の広報を担当したのち、今年度からは小学校のコーディネーターとして、学校外から教育や地域の魅力化に関わる。

コーディネーターのやりがいを感じる時について質問されたお二人が
「先生が誰かと協働することで理想の学びをつくることができて充実感をもつ様子を見た時」(浅井)
「学校だけじゃなくて、地域に変化が生まれた時」
(酒井)
と答えていたように、小中学校コーディネーターの役割は子ども(児童・生徒)だけでなく、大人たち(教職員、地域の人)が自分事として教育に取り組み、互いに学び合える環境を作っていくこと。そのためにも小さな変化を見逃さず、積み重ねていくことを大切にしています。

小中コーディネーターの役割はまだまだ開拓中。島前の子どもたちが育つ場所を学校、教育委員会、保護者、地域の方々と試行錯誤しながら一緒に耕しているところです。

現在、隠岐島前教育魅力化プロジェクトでは、「西ノ島小中学校(西ノ島町)」に関わる小中学校魅力化コーディネーターを募集しています(令和7年度採用)。詳しい仕事内容は、西ノ島の教育を支える3人のインタビュー記事をぜひお読みください。


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